世間とは一線を引いているからのもの
昨日は「大阪・明鏡塾9期」の最後の講座だった。
初受講の人達は偶然仕事が重なりお休み。
全員再受講の人達だったので、終わりの挨拶も忘れてしまったくらいだ。
飲み会が終わって外に出た時、一人が気付いて「来月は休みですよね」だった。
どのカリキュラムも全員が進化しているので、中身というかこちらの要求が深くなる。
「相手の中に入る」は、最高級難度なのだが、一人が出来ると皆んなが出来るようになってくる。
「場」に影響され「人」に影響され、知らず知らずの中に出来てしまうのだ。
それでも「まだ考えたらあかんで」という。
それは、その人の頭のプログラムが明確に書き変わってからでないと、元に戻ってしまうからだ。
飲み会で一人のベテラン柔整師が「意識や無意識を考えるようになり、治療の方法や治療を長時間やっても全く疲れなくなった」と話してくれた。
確実に進化している人を見るのは、こちらとしても嬉しくなる。
講座の始めに行う「背中を触る」の時、内科医が「この単純に見える動作でも、一人一人違うし、触れた感触も返ってくる言葉も全く違うのは面白いですね」とポツリ。
一切の忖度無しの講座は、それぞれの個性も浮き彫りにしてくる。
全員でレベルアップしている感じが非常に心地よい。
それは「明鏡塾」ならではだ。
世間とは一線を画している事が、このような雰囲気を生んでいるのだろう。