ポイントがずれると、人は相当厄介な生き物になる

昨日は神田道場稽古始めだった。

長年伝統空手やっている人がおり、その人は自分の動きにリズムを取る。
「???」

順番を覚えるには良い手段だが、実際に約束組手をする時には邪魔にはなるからリズムを取るのに良い所はない。
それは自分のリズムだけで動いているからだ。

そうすると「相手の流れに乗る」、というような武道の高度な事には絶対に届かない。
どこまで行っても、自分のクセから抜け出せないからだ。

神田道場に通い出して1年足らずだが、来た当初からリズムを指摘してきた。
しかしそれは「その言葉を理解しているだけ」で終わっている。

ここには「理解できた→実際に出来る」という、実際的ではない思考が働いているからだ。
もちろん、余程自分を改善するという決意の元自分に挑戦すれば、何とかなるかもしれないが。
実際(現実)と思考とが離れている事に気付いていない、という癖だ。

それはとどんな癖であっても同じだ。
また、癖が無いクセもある。

その意味でも「人」というのはどうとでも加工できるのだ。
だから、何かポイントがズレている時、相当厄介な生き物になるなのだ。

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