音楽

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後1週間だ。だがすぐ消える時間でもある

1週間。もちろんコンサートまでの日数だ。 残り1週間だと私自身が騒いでいるが、当日が来ると90分で終わってしまうのだ。そして、その90分は二度とは戻ってこないし、音楽は造形物ではないから、音を出す度に消えていくものだ。二 […]

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気持ちが入った作品

コンサートを記念してクリアファイルを作った。デザイナーが力を入れてくれたので、素晴らしい出来上がりになった。デザイナーが「力を入れて」と書いたが、気持ちが入ったという事だ。もちろん、誰にでも分かっている事だ。 気持ちが入 […]

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10日を切った

10日を切った。頭の中はコンサート会場に行っている。急遽ビフォー・トークをやってやろう、と思い付いた。会場の都合で、演奏時間を延ばす事が出来ないから、アフター・トークが出来ないからだ。 金曜日の午後7時、無茶な時間設定だ […]

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あれもこれも考えると

セオリー通りの一つ打ちに精を出す。 50数年前のボーヤの頃からやり慣れている一つ打ちだが、今日ふと、一つ打ちというのは、こういうことなのかな?と気付いた。日本人というのは、本当に不思議だと思う。一つのことから、どんどん深 […]

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緊張感を持って

息子が出演しているEndlessShockは、今日で千秋楽だ。 この10日間で、最終的な詰めに入る。EndlessShockの舞台で何を試し、何を得てきたのかが楽しみでもある。 稽古というのは、実際の舞台、本番の舞台を踏 […]

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音を出させるのは気持ちだ

70年代と書いたからかもしれないが、久しぶりに当時のレコードを鳴らした。 アーチー・シップというテナーの「ワン・フォオ・ザ・トレーン」。このレコードを、梅田にあった「インタープレイ8」で初めて聴いた。その時、何故か涙が出 […]

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緊張感あふれる舞台を

70年代は、色々なジャンルの人と今でいうコラボをやった。 もちろん、真剣勝負だ。といっても、今の人には何一つ想像出来ないだろうと思う。 「音楽で一体何が真剣勝負なのか」 自分の持っている音楽性、技術、精神、それらを総動員 […]

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1960年代変革の時期を経て

1960年代学生運動が世界的に吹き荒れた。日本でも同じように学生デモが行われた。 芸術でも同じ風潮だった。「どうして、これでなければ駄目なのか」芸術に限って言えば、それが芸術家のモチベーションだからだ。だから、色々な試み […]

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きれいな手は

日本の帯を作る職人さん達。帯匠山口源兵衛さんは、「見えないモノの番人」とおっしゃっていた。 もちろん、帯は見えるものだが、そこに見えないものが見えなければ駄目だとおっしゃる。その帯作りに関わる多くの職人さん達。その職人さ […]

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練習にワクワクする

最後のあがきというのは、奏法を完成させようということではない。コンサートを成功させる為に、でもない。そういった言葉は持っていないからだ。 何をもって成功と言うのか、という点で、コンサートをやろう、とした時点で成功なのだ。 […]

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