人生波風一杯

人生波風一杯
組み立てる力

その技術は何の為に、あるいは、自分にとってどんな意味があるのか。ワークショップや道場、あるいは、色々な場で考えてしまう。 例えば、アスリートであれば、胸骨操作を自分のやっている事で考える。当たり前だ。今個人レッスンをして […]

続きを読む
人生波風一杯
旬の重要性

何事にも時期がある。「旬の」食べ物というのが、それの典型的なものだ。先日立秋だった。この日を境に空も風も変わった。どうして、昔の人はこの日を見つけたのだろう、と思いを馳せる。もちろん、それは農作物の収穫と密接に関わってい […]

続きを読む
人生波風一杯
全部、対等にしろ

幼児期、お母さんが誰かと話をしていたら、やたらとまとわりつく。いわゆる「かまって欲しい」時期だ。それは疎外感を持つのか、あるいは、嫉妬の芽生えか、まっそんなことはどうでもよいが、そんな時期を経過して成長していく。 しかし […]

続きを読む
人生波風一杯
人生、死ぬまで過渡期だ

稽古の度という訳ではないが、新しい稽古法を発見する。こうすれば、この技術の本質をより容易く体感出来るのではないか、という考え方からだ。身体をかなり細分化されたと言えるだろう。 そうすると、基本稽古体系そのものが進化して行 […]

続きを読む
人生波風一杯
子供を育てる?何でやねん

 子供の教室を作って欲しいとよく言われる。今回、小学2年生の孫との付き合いで、そのことを頭に置いて考えていた。 何かを身に付ける、例えば、バレエ、例えば、空手やドラムという具合に、形があり、その形を真似させるこ […]

続きを読む
人生波風一杯
子供の頃の夢

自転車は、小学生だった私の行動範囲を大幅に変えてくれた。遊び場は、歩ける範囲だったのが、一挙に40㎞50㎞に広がった。世界観も変わっただろう。 生まれて初めて乗った自転車は、大人の真っ黒で重たい自転車だった。もちろん10 […]

続きを読む
人生波風一杯
現実感は言葉が誘導する

昨日、エッセーの原稿を書いていて、はたと気づいた事があった。それは、その状況を感じ取る「現実感」の事だ。辞書には「実際に体験する感じ」「目の当たりにする感じ」と、私にとっては意味不明の事が書かれてあった。 現実感はRea […]

続きを読む
人生波風一杯
一寸思い出した

この暑さで、ふと思い出した事がある。祖母の葬式で、汗を流しながら突っ立っていた。葬儀屋のおっさんが、うっとしそうに突っ立っているのが見えた。「なんじゃ、あのおっさん」とムラっと来た。葬式でその顔はないやろ、というやつだ。 […]

続きを読む
人生波風一杯
人生の最初の一歩

「杓子定規」という言葉がある。そこから言えば、自分自身の価値基準はどこに置いているのか、ということでもある。世間一般常識なのか、法律なのか、憲法なのか、それとも、全て白紙にしたところでの自分で構築したものなのか。 こうい […]

続きを読む
人生波風一杯
知らない間に

「かっこいいのが良い」という意識は、ある意味で自分の持つ世界を破壊して行く。というのは、その時の自分にとって「かっこいい」と思うものが、それよりも「かっこいい」ものがあると知った時、無条件で崩壊するからだ。これは、世界観 […]

続きを読む