教育?躾?憧れ!

Martheに彼女が今取り組んでいる「アルゼンチンタンゴ」に付いて教えて貰った。
どうしてタンゴなのかと言うと、タンゴは完全なコンタクトインプロだからだという。

もちろん、約束が多くそれを憶えるのも踊るのも大変のようだ。

私が最近やっている稽古法を教えると、「難しい」とはいうものの、直ぐに集中して入っていく。
この辺りのツーと言えばカーが楽しい。
ここの感じは、まだmarthe以外に出会った事はない。

今回は娘や弟を連れての来日だ。

娘は3歳位の時を知っている。
ワイルドというか元気すぎると言うか、相当エネルギーが余っている感じだった。
道を歩いていて気に食わないと、道路に寝転んで叫び暴れるのだ。

華奢なmartheは、余りグダグダ言わずに放っていた。
それをどうした放っておくのか?と聞くと、10歳になって、あるいは大人になってこんなことをする人はいない、と当たり前の答えを返してくれた。

その娘は今や11歳。
確かに寝転んで暴れる事も泣き叫ぶ事も無い。

食事をすると率先して手伝い、食事は全部きれいに食べる。
お茶碗はご飯粒を一つも残さない。

どうしてそうなったのかを聞いてみたら思わぬ答えが返ってきた。
食事はパパやママが教育を一切していないらしい。

であればどうして?と娘に聞いた。
日本のアニメや日本が好きで2歳の頃からお箸を使い、4歳の頃にはちゃんと使えるようになっていたという。
ご飯をきれいに食べるのも、自分が「そうしたいから」そうしているという。

日本語もアニメから覚えているらしい。
その意味で日本の漫画が好きだ。

憧れが自分を作る場合も多々あるという事だ。
そういえば、と私自身を振り返ると、「憧れ」的なものや人は何時もあったように思う。

その意味で、自分は無かったのだ。

東京ワークショップは12月1,2,3日です。

Follow me!