2020年9月7日
技をかける側と、それを受ける側。 武道でのこの構図は、人生の営み全てに共通する。 関係そのものの瞬間的な役柄だからだ。 会話では、この役柄が目まぐるしく交代する。 ここで重要になってくる、あるいは、どちらを重視するのかは […]
2020年9月6日
ミナ・ペルフォネンの皆川明さんの展示会に行った。会場に入ると、直ぐに皆川さんが駆け寄って来てくれた。初めての力強い握手だった。顔立ちもなにか違っていた。 「コロナは良い機会でした。ファッション界も基本と本質に立ち返るチャ […]
2020年9月4日
物忘れは認知症の始まりというが、認知症の何が悪いのだ? 妻とはこんな会話がよくある。「◯◯弁当買って来て」「よっしゃ、俺はヘレカツにする」「よう飽きへんなぁ」「ほんまやなぁ」そんな時に、ふと「何時も食べていることを忘れる […]
2020年9月3日
そろそろ11月の「武禅」の準備を始めなければ。2年の空白があるし、道場を使っていなかったから、大掃除も必要だ。これは、皆に手伝って貰おうと思っている。雨漏りが、これまでの修理で収まっていれば良いのだが、こればかりは分から […]
2020年9月2日
気付いたら9月になっていた。残すところ3ヶ月。コロナのおかげで完全に時間感覚が狂ってしまった、のかな? 道場に初めての人が来ると、それこそ良い勉強になる。言葉の使い方だ。その人にとって、どの言葉が有効に作用するのか、こち […]
2020年9月1日
「身体が動く為のシステム」は武道に取り組む以外の人には必要ではない。一般的にはシステムなど必要ではなく、人生を送るのに不自由は無いからだ。スポーツも同じで、必要ではない。理由は一つ。身体のシステムを変更するには、相当の時 […]
2020年8月31日
水泳の池江璃花子さんが、1年以上の闘病生活を経てプールに復帰した。私には闘病生活そのものは想像出来ても、その内面を計り知ることは出来ない。がしかし、おおよそは見える。プールに復帰し、見事に予選を1位で突破した。 それこそ […]
2020年8月30日
自意識が薄れる程に身体や身体の動きが際立って来る。また、身体そのものが「一つ」になる。 この事に気づいたことが、例えば、シルビー・ギエム他の一流ダンサーの作品の良否が理解できた。つまり、「なんやこれ」と感じた作品の時は、 […]
2020年8月28日
「ついていけないので辞めます」と20歳の若者の言葉だ。もちろん、やりたくても「ついていけない」のであれば仕方がない。ただ、学生時代に運動の部活、例えば、野球、サッカー、水泳等々、何でも良いが、その人達が頑張って「ついてい […]
2020年8月26日
声が確かに相手に向かっている時、相手を確かに聴きに行っている時、声の質が変わる。別の言い方をすれば、音ではなく声になっている。 これは客観的に検証出来る。周りに人がいても、声になれば周りの人が「何か起こったのか?」と、そ […]