パリ到着
パリには、朝6時過ぎに着いた。
何十回と来ているがこの時間は初めてだ。
さぞかしホテルまでは快適にドライブとなるだろう、という予測は見事に外れ、やはり渋滞だ。
特に東駅付近へ流れる高速道路は一杯だった。
出迎えてくれたのはウーバータクシーの品のよさそうなおっちゃんだ。
真新しい黒塗りのベンツは快適だ。
車内には客が快適に過ごせるように、それぞれ工夫を凝らしている。
このタクシーはその意味では、というより、私達がフランス語を話せないのを分かっているから、放っておいてくれている感じがした。
ホテルは、昨年も泊まったパリど真ん中オペラ座の近所だ。
昼食まで少し横になるか。
と言う感じで1日目が始まった。
14時間弱のフライトは、多動性の私はきつい拷問に等しい。
プレミアムシートをとってくれていたので、快適は快適だった。
しかも非常出口の席だから、足元は広々だ。
シャルル・ドゴール空港も工事だらけの姿しか覚えていないが、今回は恐ろしく美しくなっていた。
外部の人間からすればオリンピック様々だ。
昼過ぎまで少し寝て、レオさんご夫婦と食事。
そこはオペラ座の横にあるホテルのレストランで、何でもチャイコフスキー他の音楽家が集っていたカフェだそうだ。
丁度、バイオリンの天才と呼ばれているhimaruさんの話をしていたところだ。
レオさんの奥さんはフルーティストで、ベルリンフィルから招待オーディションのお呼びがかかるくらいのレベルを持っている。
なんでもhimaruさんとは、カナダのモンタレ―で一度演奏を聴いたそうで、その時himaruさんは8歳だった。
彼女の演奏にほんとに驚いたそうだ。
その時、絶対にベルリンフィルからお呼びがかかると友達達に話していたそうだ。
明日は、朝7時30分にホテルを出る。
ベルギーへ発つ。
110回「武禅一の行」は、5月3.4.5日です。
沖縄ワークショップは5月30.31.6月1日、
夏の大阪ワークショップは8月1.2.3日です。
