伝統武道

伝統武道
全ては繰り返される

今更のことだが、価値観が根底から覆される、ということの繰り返しが歴史の中にある。あるいは、大きくはそれが歴史だとも言えるのではないか。ふとギャング映画を見ていて思った。 皆から恐れられている一匹狼の麻薬強奪犯が、やはり集 […]

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人生ままならないというのは

大阪明鏡塾を終えて、道場修理に帰っている。この時期ならと思ったが、ところがどっこい、やはり山だった。雨が降ったり止んだりで、屋根修理には不向きだ。しかし、ラッキーな事に、大雨の後ながら水はホースから出ていた。水の音が聞こ […]

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親と子は

愚息から電話が入った。音楽の話だ。様々な疑問、様々な問題。愚息は和太鼓で、私はジャズだからジャンルは違うが、音楽というところで深い話が出来る。 そういえば、愚息が高校を卒業し、自衛隊に入隊した。これは、阪神淡路大震災をテ […]

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似て非なるもの

例えば、武道の稽古で一番重要な「同調」がある。その中に「先の先(せんのせん)」や「後の先(ごのせん)」があり、同調という幅の中にある誤差に反応してしまう、という現象を稽古する。 その時、言葉として「一寸遅い」と使う。しか […]

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久しぶりの型

改めて型をやった。胸骨操作や肘、体重移動、その他諸々を加味すると、型そのものが重厚になって行くのが分かる。その諸々に体重を「膝に落とす」を入れると、途端に切れ味が良くなる。当然、そこに力が現れてくる。もちろん、この型のや […]

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小さな街なのに

Pauは蓋を開けて驚きだった。小さな山間の街にも関わらず、50人余りの人が受講してくれた。しかも、これ程多種多様なジャンルの人が集まるのはパリ以来だ。レオさんも20人集まれば良い方だろう、と思っていたそうだ。 空手(3種 […]

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リヨンからポーへ

昨日リヨンは、午前中だけのワークショップだった。そのワークショップが始まった直後、遅れて日本人の女性が入ってきた。華奢な身体だったので、ダンサーだと分かった。当然、リヨンのコンセルバトワールの生徒だと思っていたが、何と、 […]

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リヨンレポート

リヨンには、マルセイユやトゥルーズ、パリからも来てくれていた。今年のパリは、今回予定の都合で流れたので、もうない。 座取りから肘、昼食後は棒を使っての肘や縦系の連動を行った。リヨンはどの地方よりも年齢層が高かった。居合の […]

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フランス・リヨンに到着

朝10時40分羽田を発ち、パリ。空港で3時間待ちで、列車で2時間リヨンに着いた。ホテルはバスがあったので、とりあえず浸かって寝る。部屋はエアコンを全開にしているが、なんだか送風の感じがする。切って寝なかったら風邪を引くか […]

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思いは錨だ

「思い」というのは、自分の根底にあるものにする。言わば船の錨(アンカー)のようなものだ。 例えば、「俺はドラマーになる」という思い。それがアンカーだ。だから、始終水面から顔を出す必要はないし、それが始終水面から顔をだすほ […]

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