熊野には避暑はない
今日から熊野に帰る。
普通は山だから避暑でいいね、だろうが、ところがどっこい、熊野も暑い。
道場はもっと暑い。
屋根がシングル材だから、保温しているようなものだからだ。
屋根が焼けて夜まで暑さが続くのだ。
窓を開けっ放しにしても、あまり意味が無い。
草刈りや屋根修理も、熱中症になる為にやるようなものだがやらなければ終わらない。
週末は大阪「明鏡塾」、8月の頭は大阪ワークショップと続くので、久しぶりに熊野で過ごす。
先日、フランスから30人が稽古に来たが、ラテン系の人達のノリが良いので難しい稽古も進んで行く。
もちろん、ノリが良いから出来る、という程単純なものではないが、少なくとも取り組みで陰気にはならない。
一人の黒帯の女性は、ずっと間違いっぱなしだから、横で「ノ~」を連呼した。
大笑いをしながら、めげずに取り組む。
私が口に手を拡声器の様に当て「ノ~」と叫ぶ。
そんなノリで稽古が進むと、殆どの人の顔に笑顔が出る。
その雰囲気が大事なのだ。
もちろん、その場その場で特有の雰囲気がある。
雰囲気を制するものが、ではないが、雰囲気は気持ちを明るくも暗くもする。
その気持ちがあらゆる事に影響与えるのだ。
大阪ワークショップは、そんな明るいノリで進行しますよ。
大阪ワークショップは8月4,5,6日です。