暑い時の夏合宿は、頭もヒートして熱い合宿になった

7月に武道合宿は、始めての試みだった。

昼食後、道場を清掃して2泊3日の合宿は終わった。

合宿の最後は、黒帯への昇段審査を行った。
型と体重移動の難しいバージョンを審査した。

柔らかい動きや流れを作り出す動きに、全員拍手で合格した。
もちろん、皆が拍手をしたから合格なのではない。
黒帯の要素を満たしていたからだ。

他の道場の事は知らないが、黒帯にしろ色帯にしろ、審査をやる度にそのレベルが上がるから面白い。

今回の合宿は、一人一人がテーマを持ち臨んでいるので、密度の濃いものになった。
密度が濃いので、通常の稽古以上に色々なアイディアが湧いて来た。

「こうすれば分かりやすいのではないか」というアイディアだ。
そういったアイディアが湧くと、やっている事の本質をも分かりやすく表せる事ある。

もちろん、分かりやすく表せても、それを実際として実現させるには、それぞれのレベルに応じて相当の時間が必要だ。

最後に「やらなければならない」と自分を強制する稽古なら止めた方が良いという話をした。
それは苦痛であって何の得にもならないからだ。

8月は大阪や沖縄でのワークショップが続き、9月は久しぶりの福岡になる。

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