春と共に桜が咲き、、、、、
春の「武禅一の行」は5月3.4.5日にしようと思ったが、連休の込み具合を考えてもう少し後ろに回す事にした。
寒い寒いと縮んでいた身体も、桜の開花と共に大きく広がって来た。
「明鏡塾」も東京は20期、大阪は15期と始まった。
東京は、20年前に全く違う職業の時、武道や武禅に来てくれていた人が、治療家として門を叩いてくれた。
「明鏡塾」では「触れる・聴く・届ける」をテーマにしている。
それは、医療従事者の基本的な姿勢や考え方が、備わっているかどうかがこのテーマを支えるからだ。
つまり、患者さんと向き合える姿勢・覚悟を持つのかどうか、持っているのかどうかだ。
もし、それがあるとすると、故障や病気から患者さんを深く考えられる筈だ。
つまり、そのテーマに辿り着いている筈だからだ。
こういった基本的な姿勢を直視せず、治療技術や諸々の手技だけを求めているとすると、患者さんと共有出来る何かは持たないで、ということになる。
そうなると、その治療技術や諸々の手技はさほど力を持たないものになる。
治療技術や手技が患者さんにとって有効に働く為には、信頼という関係がそこに必要だし、絶対条件のようなものだ。
その患者さんとの関係を引き出す、信頼を引き出すには、「明鏡塾」がテーマにしている「触れる・聴く・届ける」を実体として発揮できなければ出来ないと断言出来る。
先程紹介した20年振りに、という彼の感想に「また日野先生に背中を触れられた時、あたたかく全身が緩んでいく感じがしました。そこを指標に目指して行きたいと思いました。」と書かれてあった。
私は何かしらの技を使ったのではなく、「その人に触れただけ」で、それを「触れる」と明鏡塾では呼んでいるのだ。


