わだかまりがあるから思考を深くすることが出来るのだ
昨日の「わだかまりは有るだろうが」というところがポイントだ。
それが無ければ、思考も気持ちも強くも広くもならないからだ。
その「わだかまり」を考え抜き自分の力で解決する。
人生はそれの連続だ。
食い違いや行き違いは、思考の切り口の違いやレベルの違いが生み出す事が多い。
その場合は、お互いにじっくり話を理解する事で解消の糸口が見つかる。
しかし、感情のズレはそこで解決しても、相手に抱いた感情は残る。
その感情を基盤として「わだかまり」が発生するのだ。
だから、「こうすれば」という世間にある方法では解消できないし、それを外部の思考で解消するのは間違っているのだ。
脳みそから汗や血が吹き出すくらい悩まなければ駄目だ。
それこそが自分を強くする原点だからだ。
だから、波風が立たず、また波風が立たないように、生きるのは、自分を弱くし続けて行くという事だ。
もちろん、波風が立たないに越したことがないし、波風を立たない様に生きるのは良い事だ。
平穏なのが一番だからだ。
しかし、それが出来るのは「強くなってから」の事だ。
少々の事では動じない自分だから、平穏に日常を送る事が出来るのだ。
「武禅」の講座の一つに、相手に面と向かって突っ込むというのがある。
それを繰り返していると、感情が湧き上がってくる。
素の欲求も起こって来る。
その自分が本来の自分なのだ。
そこに向けて、各講座があるのだ。
感情が湧き上がって来ると、自然と笑顔が増える。
何の作為も無い感情が伝播し、楽しくなるのだ。
そして最も大事な事は、その真剣な姿が、周りの人を巻き込んで行くのだという事を体感する。
そういった体感が詰め込まれている、それが「武禅一の行」だ。
東京ワークショップは6月2,3,4日です。
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