武道の稽古の難しさは、自分自身への挑戦だ

新しい部屋に移った。
あかんな、直ぐに引っ越しやな。
環境は良いのだが、いかんせん部屋にある梁が目障りで仕方が無い。慌てて選んだからろくなことは無い。

何もかも無料だが、この労力はお金や時間に替えられない。
今日はやっと机回りだけ原稿を打つ環境になったが、疲れて何も書く気がしない。
というか、何も浮かんで来ないわ。
「腰が痛い」ただそれだけなのだが。

昨日は引っ越しだったが、来月は私の稽古日がワークショップの為に少ないので稽古をした。
座った姿勢で棒を取り、上半身の体重移動で相手を倒すのが、まず棒と交叉できなければならない。

この交叉は、基本中の基本である「三角形」そのままだ。
となると、この基本の三角形を身に付けている事が前提となる。

もちろん、稽古はスピードを落としゆっくりと行う。
問題は、その「ゆっくりとした動き」を、スピードが出ても同じ具合に出来るのかどうかだ。

そうなると、その「ゆっくり」にスピードを見出さなければならない。
ここが難しいと言えば難しいところだ。

当たっても痛くも無い「ゆっくり」に対して、「痛くも無い」と無意識的に判断して稽古をしていると、スピードを上げると本当に当たるし痛いではすまない。
そんな想像力が、武道の稽古では必要なのだ。
でないと、稽古が違うものになっていく。

段ボールの山

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