大阪の私の稽古は終わった。また来年❣
大阪の稽古も年の瀬となり、皆忙しいのだろう。
比較的受講者の少ない、大阪の私の稽古納めだった。
「良いお歳を」少し早いが、この言葉で締め括った。
何とか大阪の稽古も充実させようと通っているが、難しい事には変わりはない。
その意味では、余り意味が無いのかもしれない。
全然話は変わるが、ネットで動画、特に体操系をみていると、ほんとに役に立つ。
体操は技術そのものが難しいので、相当分解して練習を組み立てている。
それは器具の発達とも関係はある。
器具の発達は、飛躍的に技術を進化させた。
それが良いのかどうなのかは分からないが、とにかく全てが高度になっている。
その分、分解し組み立てるのが面白い。
まるでパズルだからだ。
そして技に対する美意識も形も変化している。
だから当然アプローチが違う。
それも面白いのだ。
私が体操をしていたのは1960年位だが、そこで考えた分解より、相当細かくなっている。
だから、その「細かく」が、考え方にとって役に立つのだ。
「それが出来なければ、どこから攻めるか」の時にヒントになったりするのだ。
武道の「技」が出来ない時、あるいは出来ないと知った時、出来ていないと知った時、皆はどんなアプローチをするのだろうか。
出来ない事を延々繰り返しても、どこかに出来る手応えを持っていなければ時間の浪費になる。