気付かせてくれる何か

ジャズの世界で「関係」ということを考えるようになった。
それの答えは武道にあると直感し、そちらに完全に生きる場を変えた。

それから35年、やはり「関係とは」を考えている。
しかし、最初に考えてた内容とは、筋こそ同じだが全く違う次元で考えているように思う。
それは、その35年の間に、科学や医学の進歩があったからだ。
それと、私自身が全く気づいていなかった事に気づいて来ているからでもある。

ドラムでは即興という世界を選んだ事が「関係」という事に気付かせた。
武道では、人は反射や反応をするという事が、新たな視点の「関係」を教えてくれた。
もちろん、当初の「関係」があり、それを突き詰めていったから自分の考えの行き詰まりに気づいたのだ。

何時も思うのは、突き当りまで行かなければ、次の段階が見えてこないし、次の段階があるという事にも気付かない。
というようなことを学んでも意味がない。
意味がないというのは、「次」を見出せない体。
自分が何を求めているのか、それに尽きるだろう。

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