アメリカの中国拳法の先生と
アメリカから中国拳法の先生が来日しており、その先生とお茶をした。
私の精密な身体操作に驚嘆されていた。
「もしかしたら、失伝したものが日野先生の中にあるかもしれない」と興味津々で、色々と質問された。
別れ際「今までやってきた、私の稽古法は間違っていた。アメリカに帰ったら全く異なった形態になるだろう」と、嬉しい言葉を並べて頂いた。
基本中の基本、基礎中の基礎と、私の稽古法や身体に対する考え方を捉えてくれた。
これは、稀有なことだ。
力を出す方法の一つとして捉える人が多い中、「基本中の基本」だと捉えられるのは、相当深く中国拳法を探求されているのだと合点がいった。
喫茶店の事だから、あまり実際的なことをお見せすることは出来なかったが、僅かな時間で相当深いお話が出来た。
アメリカの出版社を探すから、そういった事を書いて欲しいと、これまた嬉しいリクエストがあった。
ジャンル違っても、深く考えている人とは、共通の話題があるものだ。
このところ、アメリカの人達と縁が出来つつある。
その内、アメリカにも行くのかも知れない。
東京ワークショップ 11月21日‐24日
http://hinobudo.wixsite.com/workshop