壮大な理想が限界を超える

「明鏡塾」の4期2回目のセミナーが終わった。
トークライブと「明鏡塾」と続いたので、少々疲れ気味だ。
セミナー終了後の飲み会で、鍼灸学校の先生が「先生の進め方を見ていると、その場で考えているように思うのですが、どういう組み立てになっているのですか」と中々鋭く、先生らしい質問だ。
それは、常に当日のセミナースタートが同じで、終了時間でもう一度スタートのワークに戻り、その時間での蓄積を互いに検証し合う。
そうすると、明らかにスタート時とは比べ物にならないくらいの成長を体感・実感があるからだ。
同じワークを延々と続けるのではなく、異なるワークに取り組むのだが、確かに誰が見ても分かる成長がある。
そこが不思議なのだという。
「私は人に獲得させるのが得意なのです」と答えた。
それは中学生の時から、後輩達に体操を指導していた時からの体験があるからだ。
そして、色々な事を独学でものにして来ているからだ。
どういう訳か、何をどうすればよいのかを、その人を見ていたら解るのだ。
もちろん、自分が何かに取り組む時も同じだ。
それと同じで、「明鏡塾」で受講生に求めるものがあるが、それが出来ない、混乱しているのを見ると、何に混乱しているのかを観察し的確な方向性なり、見本なりを示す事が出来るのだ。
だから、全員のそれぞれのレベルが飛躍的に向上するのだ。
そこには、「人の可能性には限界がない」という私の考え方があるからだ。
可能性を引き出すには、何が必要かというと、それは「考え方」であり「壮大な理想」だ。
決して、巷に転がっている既製品では無いし方法でもない。
次は東京、晩秋のワークショップが来週に迫っている。
お陰様で、狭いスタジオが一杯になる模様だ。
それは、先日のトークライブを聞きに来てくれていた人達の紹介が相当あるからだ。
そろそろ、この辺りで締め切らなければならないクラスも出てきている。
もちろん、こればかりは嬉しい悲鳴だ。
東京ワークショップ 11月21日‐24日
http://hinobudo.wixsite.com/workshop

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