パリの由緒ある劇場で

来年の5月のパリワークショップは、演武会もある。
数年前に一度出た。
今回は、何でもパリで一番古い劇場でやるそうだ。
1770年から1778年までモーツアルトがパリ遠征の時に使っていたというから、相当古い劇場だ。
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そういった劇場が今でも有るというのは、一つに地震の少ない石文化だから。
また、芸術を堪能するというこころの豊かさが、何時の時代にも有り今日まで続いているということだ。
しかし、劇場で演武会という発想は、フランス人ならではないかと思う。
無粋な体育館で行う日本とは程遠い。
しかし、そんな由緒ある劇場を借りることが出来る、というのも色々な意味で凄い。
フランスという国も、主催者もだ。
その時代に建てられた音楽の為の劇場は、どんな音響なのだろうとこころはそちらにも動く。
以前ギリシャに行った時、野外劇場を見たが「音」を考えて作られているのに驚いたのを思い出す。
「ここでドラムを叩いたら気持ち良いだろうな」とフォーサイスカンパニーのダンサー達と大はしゃぎした。
劇場での演武会であれば、何か考えようとこちらにも好奇心が動く。
来年は武道とは違った動きが出てくるのかもしれない。
オランダではamyが大きなダンスカンパニーを巻き込み、私のワークショップをしようと企画しているし、スイスでもフィンランドでもそういった動きを昨年からしてくれている、
そうなったらなったで楽しまなければ面白くない。

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