やり方を流動的に使えるかどうか
明日は「大阪・明鏡塾11期」の最後の講座だ。
「触れる」「関係する」と言う、抽象度の非常に高いテーマに6ヶ月間取り組んだのだ。
もちろん、再受講をしてくれているベテランの医療関係者の方達は、テーマに対して自分の事として取り組めているので、間違いなく感覚がアップしている。
ベテランの先生方は、そもそもが自分自身の問題に気づいて、この「明鏡塾」を受講している。
だから、講座の一つ一つを楽しんで取り組んでいる。
まだ経験の浅い先生方は、やはり「どうやれば」と言う「やり方」にしか目がいかない。
もちろん、やり方は大事だが、学校の勉強の様に既に正解があるのではない。
だから、「やり方」を見つけ出すのが問題ではなく、その事にどう取り組むのか、その姿勢を深めていく事が問題なのだ。
また、「やり方」は常に流動的で在れる様に、そのものに対する観察眼が必要だ。
そこで言えば、流動的にこなせるやり方の使い方、そのものはどんなことか、を見抜く観察眼を養うのが講座の目的なのだ。