「武禅」を終えてからも

久しぶりのブログだ。

「武禅」が終わるととにかく寝る。
頭が回転しすぎて止まらないからだ。

道着を20着洗濯し、後片付け他諸々を終える。
私は、直ぐにレポートを読み返信原稿に取り掛かる。
同時にwebようのピックアップレポートを拾い出す。
今もその最中だ。

気分転換に短時間ですむ工事をしたが、気分転換にはならない。

20人のレポートには、20通りの視点や考え方、自意識が詰まっている。
「人は違う」をこの作業でも教えてくれる。

常連の人達のレポートから、成長の跡が見えたら嬉しくなる。

今回のレポートの一節に「​​​​​​1人になったとき、ふとこれだけ真剣に考えて向き合ってくれる人の有り難さが胸に溢れました。」と書かれてあった。
もちろん、この言葉の裏には、大きな問題を抱え、自問自答を繰り返したであろう時間が横たわっている事は想像に難くない。

自分の殻に閉じこもっている事を分からず、そこから殻に気付き、他者という存在が大事だと気付いたのだ。

人は素晴らしいというのは、こういう側面を持っているからだ。

問題を抱え自問自答を繰り返す。
その果てしなく無駄と思われる時間が、実は貴重な時間なのだ。

このレポートを読む、そして返信する。
今では年に2回だが、毎月やっていた頃も、2ヵ月に1回の時もあった。

「武禅」そのものをやっているのは大変なことなのだが、レポートへの返信が大変だった。
でも、それが「人」を知り、「人」の中身を知る事、そして考え方等を知る事や、それぞれの人へのこちらからの「言葉」の学びや訓練になっている。

それらも含めて、「人は人を糧としなければ成長しない」のだ。
決して、人間関係や自己啓発という講座だけでは、結局のところ自分とは乖離したままになるのだ。

「実践・体感」それ以外にはない。
それは、私達は間違いなく人間社会で生きているからだ。

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