ワークは新しい運動を知るのが目的ではない、運動を通して身体を知る事だ。

1月は今日で終わり。

来月3,4,5日は大阪ワークショップ、10,11,12日は沖縄ワークショップだ。

良く書いている事だが、このワークショップも今年で20年になる。
当然、時間と共にその内容も変化しているし、目的も変化している。

それは受講する人の変化と、私自身の進化が影響するからだ。

当初は、表現者向けのものだった。
それが時間と共に一般の方が増え、現在は医療関係者も混じり、武道の方、ダンス、アスリート他と、本当にバラエティに富んでいる。
それだけ多種多様な人達が混じるから、やる事は当然皆に当てはまる事となる。

それだけでも、私のワークショップの特徴だ。

ワークは、単純な運動を指示し、それをどう取り組むのか?身体に対してどんなアプローチをしているのか?を視る。
つまり、ワークは運動ではなく、「その人がどうするか」があり、そこから「自分自身に気付いていく」がテーマだ。
それが現在のメインテーマだ。

もちろん、これは当初からあったのだが、ダンサーに対するワークが主だったので、身体運動の「現れ」をメインにいていた。
だから、そこまで手が回らなかったのだ。

運動を通して、運動をしている当人の感覚や取り組み方を修正して、その人が何をしても上手くいくようなフォーマットを生み出していく、それがワークショップであり「明鏡塾」や「武禅」、そして「武道」だ。

15年ほど前。新木場のスタジオでのワークショップ。

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