50代の女性が指2本だけで男性を沈めた。身体を意識化するとそうなるのだ。

おっと~2月だ。

今やっている事を、自分の中でもっと顕在化させる。
日曜日の「身体塾」では、そこに的を絞った。

で、「指先を伸ばす」というワークで、「指先を頭は知っているのか?」を検証した。
するとやはり「指を伸ばして、そのような運動」になるが、「それ」にはならない。

指先に刺激を与えて改めて指先を使った。
そうすると10中8,9の人達は、それが出来た。
武道的に言えば、たったそれだけの事で「力を出した」のだ。

50代の女性が、40代の男性を沈めてしまったのだ。
つまり、自分が何をしているのかを知る為には、身体操作以前に、本当に身体を知っているのか?あるいは、身体を使っているのか?を個人が徹底しなければいけない。

私にとっては当たり前の事なのだが、単に日常生活だけを過ごしている人には相当難しい。
それが意識と感覚と行為を繋ぐ手段であり、自分自身を知る手段でもあるのだ。

「自分を知る」というのは幻想でも思う事でもない。
具体を行為する自分自身を見る事から始まらないのだ。

ワークショップでは、1日中この作業を角度を変えて行っている。
「身体塾」「身体関係塾」は、同じものだがテーマが変わるだけである。

大阪ワークショップは2月3,4,5日です。
沖縄は2月10,11,12日です。
https://www.hino-workshop.com/

ワークショップ全体が、「自分を知る・考える」時間だ。
だからカルチャーセンターのように、身体を動かし汗を流して楽しかった、ではないのだ。

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