大晦日に一寸振り返る

今日は大晦日。
部屋の水漏れ以来、引っ越しが決まっているせいか何か落ち着かない日が続く。
大晦日も何もない。

「お節どうする?」と妻に聞かれて「黒豆とゆり根、それと伊達巻」「それって普通の日や」となって来る。

今年はどんな年?
恒例の振り返りだが、別段何も変化なしだった、、、かな?

いや、そういえば「究極の体重移動」を発見したか。
自分自身の身体を動かす時、何かしらの意識が働く。
そこを最小限度にした場合、その体重移動は相当な力を発揮する。

たった10cm動かすだけで、自分でも驚くほどの結果があった。
これは、熟練者向けの身体操作だ。

初心者や身体が出来ていない人には教えない。
混乱するからだ。

こういった変化というか発見は、今年も数知れずあった。
それは、頭から端を発したものでは無く、身体からのアイディアだ。

そのアイディアは、「動いている最中」に気付く。
決して「静止状態の時に」気付くのではない。

それが「身体にきけ」だ。
その意味では、来年はもっと身体を動かそうと思っている。
前に進むにはそれしかないからだ。

もう一つ言えば、私の周りに大きな変化があった年でもある。
「明鏡塾」の受講生が、社会復帰支援の事業を起ち上げた。

これは理学療法士の彼が「リハビリとは?」という問題意識のある種の結果、その考え方に行きついたのだ。
また、同じく「明鏡塾」を受講する、緩和ケア認定看護師が、新設される障害を持つお年寄りの施設の施設長に抜擢された。

いずれも個対個の小さな社会貢献から、大きな形で社会貢献出来るという発展だ。

小さくは、オリンピアをケアしている柔整師が「仕事が楽しくなって来た」と喜んでいたり、治療というものが分かって来たと喜ぶ柔整師もいる。
そういった変化がかなりあったのが今年だ。

きっと、来年はもっともっと変化していくのだろうと思う。

期せずして世界的に既成の価値観に反対した1968年。
そこから頭を絞った各国政府。
その価値観が完全に崩壊している現代であり渦中に生きる私達。

自分自身を見直さなければ、この大きな変化を捉える事は出来ない。

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