5mのパイプは重たい、持ち方を間違えると振り回される
足場のパイプを解体。隣の棟の屋根に向かう。
パイプの解体は意外と難しい。
外すパイプを間違えると、倒れてしまうからだ。
都会でのパイプ組みでは、ビルに穴をあけて倒壊防止策を講じているが、我が道場ではそれは一切無い。
頼みは、二階から芯のパイプを引っ張っているロープだけだ。
こんなバカみたいなやり方は間違っている。
が、やってしまうところが我ながら恐ろしい。
少々考え、思いつくままクランプを外していく。
同時に隣の棟の足場設定を考える。
5mの長さがあると、パイプも結構重い。
芯にしているパイプから、外し方を考えながらするが、このやり方ではパイプの本数が多すぎる。
つまり、面倒なのだ。
何本か外して、隣の棟の設定をしていくと、面白い形が残った。
三角形だ。
これで強度は十分な筈だ。
ということは、外したパイプは、無駄に支えていたという事だ。
思いつくままやっていく欠点はここにある。
しかし、思いつくままやっているから、その欠点を知り、尚且つ三角形で持たせているのが見えたのだ。
もちろん、この三角形は前回の設置からの学びだ。
隣の棟はまた違う考え方で設置する。
もちろん、これも思い付きだ。
太陽が西に沈みかけて来たので、今日は終えた。
明日は隣の棟は設置出来てしまうだろう、、、と思う。