笑った後を考えてみる

笑った後の虚しさというか、空っぽ感のようなものは何なんだろう。
そんな自分自身の「笑った後」を振り返ってみると、虚しい感じが来るものと、そうではなく頭が回転したり気分が充実しているものとがある事に気付く。
また、面白くも無いが場に合わせて笑顔を作る事もあるが、これは意図的にやっていることだからどうでも良い。

「笑う」という感情の一つでも、厳密にその反応をみると色々複雑な要素がある事を実感する。
しかし、どうもそんな複雑な要素の無い「笑い」しか持たない人もいる。
若い人たちを見ているとそんな気がする。
もちろん、私もそうだったのだろうとは思う。
もちろん、若い頃の笑いを記憶していないが、きっと年齢と共に、あるいは、複雑な心理を伴う体験の積み重ねが、感情を深化させているのだろうとも思う。

この複雑な心理を伴う、というところが、想像力と結びついていき、他人を計り知るのかも知れない。
もちろん、こういった事を動かすのは好奇心の有無だ。
好奇心そのものも、きっとこの体験の蓄積が絞り込みを行ったり深化させるのだろう。
こんな事を考える事になるのも好奇心なのだが。

春の「武禅」は5月2.3.4日です。
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