出会いは

「出会い」や「一期一会」なる言葉があり、あちこちで耳にする。
それはそれで良い。
ま、私にとってはどうでもよい、私の事ではないのでどうでもよいという意味だ。

それらの言葉を、私は自分の人生を通して吟味すると、単純に時間軸の中で偶然出会った人を指すのではないと解釈する。
「出会える人になっているのか?」
つまり、出会った人に相応しい人間なのか?と、私は自問自答する。

それは、芸術鑑賞をはじめ、自分自身の感性がどれほど育っているのかを問うのと同じだ。
私を含め、全ての人は「自分なり」に鑑賞し批評したり感動したりする。
その「自分なり」がどこまで育っているのかのリトマス試験紙的な意味合いを持つ、と考えるからだ。

そうは簡単に人は出会えないものなのだ。
いや、常に出会っているとも言える。
自分のレベルの写し鏡が出会いである。

 

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