独り言
発生した台風の一つは沖縄に何の影響も与えなかった。
「自然界」の中での関係は、関係だから予測できない。
もちろん、人も自然物だから、色々な意味で予測できない。
どんな影響を与え、あるいは、与えていないのか、それとも、気付かないだけで大いに影響を受けているのか。
そんなことは、目に見える、もしくは体感できる実際として現れて来た時にしか分からない。
いや、実は分かっているのだろうが、頭の中にぎっしり詰まった過去が解釈をして、「今」の感度を鈍らせているのだろう。
では、過去が間違っているのかというとそうではない。
現実は過去を元にして動いているからだ。
社会の全てのインフラは過去の遺物であり、ルールも常識も何もかも過去のものだ。
だが、それを基本として社会も世界も動いているのだからだ。
そういった事を、何を縮図として考えるか。
そんな事も頭をよぎる。
何よりも、じゃあ「それ」にどう対応するのが良いのかだ。
しかし、これとて解釈だ。
となる。結局、人は自分にとって都合の良い解釈しかしないのだから、そこから普遍へ届かせるのは至難の業だ。