順序を考える
「全体を捉えて」という全体とは何を指しているのか?
例えば、武道の技だとすると、その技の全容なのか?
技として切り取った型全体なのか?
型を生み出した考え方なのか?
型を生み出す切っ掛けとなった感性なのか?
と考える。
しかし、構造的に言えば、その技の中の一つの動作を全体だと考える必要もある。
それを全体として動作一つの構造を考える。
そうすると、その次の動作を先程の構造の一部として捉える事で、連関性が生まれる。
という組み立ても必要だ。
つまり、机上では色々な展開は出来るが、実際はたった一つの動作をするには、組み立てが必要だという事だ。
もちろん、それは「流れ」や「相手との関係」を成立させる為のものだ。