今の自分は
「どうしてそんな事に気付いたのか」質問があった。
それは、今の私のやっている事だ。
武道で皆んなに見せる見本で、優しく触れているだけなのに相手は転げる、というような事だ。
そこを改めて質問されると答えようがない。
それは一足飛びに、それらを考えられるようになったからではないからだ。
当たり前だ。
目の前にある問題に対して考え、そしてそこでまた現れた問題に対処して、その連続の結果だからだ。
そこから言えば、私自身が現在の私を想像していたか、あるいは、目的イメージとして持っていたかというと、それは皆無だとしか言い様がない。
もしかしたら潜在的にはあったかもしれないし、様々な対処が積み重なって、イメージを形成したかもしれない。
しかし、それは私自身の及ぶところではないので分からないのだ。
私はあくまでも、自分自身の意識的な行為や言葉にしか注目していないからだ。
それは、管理できる範疇で、という事に拘っているからだ。
しかし、とは言っても、口から出る言葉は管理できる範疇ではないこともある。
今書いている事は、私にとって完全な矛盾ではある。
「考えるな」と言うし、「判断を通すな」とも言うからだ。
ただ、ここの構造はまだ明確化できないから仕方が無いのだ。
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