体感の違いは

端午の節句だ。
菖蒲湯や柏餅にちまきを、小学生時代に堪能した。

当時は銭湯だが、大きな浴槽にも小さな浴槽にも菖蒲の葉が束ねられて入っていた。
何とも言えない緑の香りが、浴場に漂っていたのを思い出す。
大きな鯉登は、お金持ちの庭にたなびいてた。

それがどうした?なのだが、そんな記憶を持っているのといないのとでは、日本の原風景に抵触する体感を持っているのかいないのかになる。
それは、昔が良かった、という話ではなく、古の歴史の一端を体感しているということになる。
そんな体感を持ち、現代を体感していると、奇妙に感じられる事が沢山ある事に気付く。
それは時代の違いなのだろう。
何れにしても、違いを感じ取れるのは幸せな事だ。
その事が考える幅になるからでもある。

東京ワークショップ6月4.5.6日
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