東京ワークショップが近づいている
武道でも明鏡塾でも「検証」という言葉をよく使う。
しかし、よくよく考えてみれば「検証できるのか?」だ。
関係の中で生じているものだから、そして、その都度反応が異なるので、一定条件の基、という状況は作れない。
だから、厳密な意味での「検証」は出来ない。
お遊び程度という事であれば、という、それこそ条件が必要だ。
人は反応する動物ということに気付き、それ以降そちらを考える土台に据えた。
30年近く前、遺伝子研究の博士との話で、「人がゲノムの解析や何らかの実験をする時、人がその解析に携わったら、正確なデーターが出ないで」と助言した事がある。
それを博士は、ずっと頭においていた。
先日TVで、その為のロボットが完成したことを放映していた。
ある意味、コロナのお陰だ。
反応、つまり、「関係」だ。
そこを身体で、また面と向かってと、様々なワークで体感するのが、私のワークショップだ。