上達と熟練

熟練と上達は違う。
熟練は、その事に慣れていくこと。
上達は、問題を発見し、それを解消していくこと。
厳密にはそうなる。

問題を発見し解消していくと、やっている事が積み上がっていく事になるが、熟練でも確かに積み上がるが、それは無自覚的なものだから、「問題」と「解消」という思考は働かない。
「問題」と「解消」という抽象概念を持つ事で、それは応用可能な道具になる。
だから、同じ事を同じ時間やっていても、上達度合いは様々あるということだ。
そして、大方は熟練はするが上達はしない。

したとしても、直ぐに上達限界が来る。
それは、自分自身の習慣に着目していないからだ。
つまり、自分を棚の上に上げっぱなしだからだ。

東京ワークショップ6月4.5.6日
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