共同作業は楽しい

お昼前からスタジオに入り、綿密な打ち合わせをした。
何しろ、全く知らない分野(現在のヒット曲)だからだ。

しかし、私が知るスタジオから比べると、機材の発達が果てしなく感じる。
2トラック2チャンネルという時代から、隔世の感がある。
全てPCでキーボード操作だけで出来てしまう。
唸るばかりだ。

何度か元音を流してもらい、「ああだこうだ、ああでもない、こうでもない」と、アイディアや意見を出し合う。
主役は映像だから、それに対して「これで、その映像は引き立つのか」を考える。
映像編集の人も立ち合い、音が流れる部分の映像の説明をうけながらの作業だ。

「一寸、俺流でやってみるわ」と1テイク録った。
それは、全員が喜んだ。
でも、見る観客は喜ぶかどうかは別だ。

どんなことにしても「共同作業」は楽しい。
「仲良く」とはこういうことだ。
何かしらの役割を果たせる人同士でなければ仲良くは無い。
仲良くする必要も、必然もないからだ。
もちろん、喧嘩をする必要も、無視する必要もなく、単に知り合い、それだけだしそれで良いのだ。
園児の頃から「皆仲良く」と押し付けられたら、感性も壊れるだろうに。

武禅一の行 5月1.2.3日残り3席です!
武禅一の行・受講者の感想

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