挑戦という活性化

新しい事に挑戦すると脳が活性化するらしい。
そんな話は巷にいくらでもある。
それは、その通りかもしれないと思う。

新しい事は、その難度にもよるが、自分の持つ体験や知識では、出来ない事もあるからだ。
その「自分の持つ」というところがポイントで、その多少によって活性化にも差が付くのだろうと思う。

私自身も挑戦するのが好きだ。
それは、新しい事もあるが、それよりも昨日までの自分への挑戦だ。
それは、武道を探求していると、どんどん深く探求、例えば「どうして、そうなるのか・それは例外なくか?・こうすればどうなるのか?」というような疑問が常に湧くからだ。
疑問が湧くと、直ぐにそれに挑戦する。

まず、初めてやると失敗する。
2回目以降は必ず成功し、右肩上がりで身体が工夫をしだす。
実際の現象としては、初めて挑戦した事は、3.4回目には、全く違う形になる事も多々ある。

そして、「どう稽古すれば」が構造的に浮かんでくるのだ。
だから、生徒達に、その「どう稽古すれば」を稽古させる。
そうすると、一番古株の生徒は何度かの失敗の末、何となくではあるが、その事が出来るようになっている。

ここで、自分の身体への刺激が脳に作用している、という活性化、新しい動きに対しての指令が、脳を活性化させている、失敗という刺激が、自分全体を刺激し活性化している。
というような効果がある。
常に自分に挑戦する、というのも活性化の一つだ。

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