顔に泥を塗る

「顔に泥を塗る」「顔をつぶした」つまり、特定の他人からの信用を失った、ということだ。
これも他人との社会的な関係での事だ。

自分のことにしか注意が向かない人は、幾つ何十になっても平気でこういう状態を作る。
呆れるしかない。
今は知らないが、昔は家の躾で「信用を失うと、それを取り戻すのに苦労をする」あるいは、「取り戻せない」と言われたものだ。
そんな事は、個人事業主なら当たり前の事だ。

だが、組織の中となれば、組織の誰かが、あるいは、組織全体でカバーをすることが多いので、こういった事を知らずに年を取る人もいる。
もちろん、家庭の躾で責任感を植え付けられている人は、組織人であろうがきちんと社会生活を送る。
ちなみに、日本の自営業率は11.9％で、世界71位だ。

自営業だからといって、こういった信用問題を全てクリアしているのではない。
人による。
しかし、もしそういった無責任な事をすれば、即仕事に影響が出るので、いわゆる自業自得を味わいやすい。
「顔に泥を塗る」ということを知らない人は、起業し自営業の道しかないだろう。
集団の中だと、周りに迷惑をかけるが、その事を分からないのだから。

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