大阪稽古お疲れさまでした。
熊野は冷たい、寒いではなく冷たい!道場も何もかもが冷え切っている。
ここ10年は「誰がこんなところに道場を建てたんや」と、冬になると炬燵の中からわめいている。
大体が寒さに弱いから、年を取るとなおさらだ。
大阪の私の稽古も終わり忘年会も終わった。
飲み屋は超満員。
どんどんお客さんが入って来ていた。
忘年会で、また何時もの「やっている事が分からない」という話になった。
「分かってどうすんねん」が何時もの答えだが、今回は「やっている俺がどうなってんのか分からないんやから、分かる筈がないやろ」と答えた。
実際そうだ。
単純なものは、推論出来るが、パッと見分からないことは、分からないのだ。
でも、出来る、出来るだけだ。
ただ、人間とは「そんなものだろう」とは分かる。
「そんなもの」つまり、こちらの意識が身体に伝わる、という事だ。
結果、様々な現象が生まれるのだ。
但し、そこには「連動・体重移動・感覚」が有り、である。
ロボットがやっている事ではなく、ロボットが受けをとっているのではない。
つまり、単純な物理などで解析できる話ではない、ということだ。
来年は、どこまで広がるのか深まるのか分からないが、とにかく前に進むしかない。