全ては過程が問題だ。

思い切り疲れている時の稽古は、何故か創造的になる確率が高い気がする。
多分、お酒を飲んでいる時のように、脳の配線のどこかが切れているか、麻痺しているのと同じ状態になっているのではないかと思う。

身体操作とパニックになる心理状態の組み合わせを、昨日の稽古で浮かんだ。
今後定番にする。
パニックになってくると、そこで身に付けなければならない要素がぶっ飛んで、「避ける」になってしまう。
ここをどう乗り越えられるかが、鍵になる。
もちろん、これは武道の全ての稽古に当てはまることだが。

人は結果の印象に囚われてしまい、「要素」は完全に飛ぶことが殆どだ。
例えば、私が数人まとめて転がしたとしたら、その「転げた」が印象に残り、その前の説明で「要素」を話しても、それがぶっ飛ぶ。
そして、転がそうとする事に熱中する。

つまり、過程を省いて結果を求める、というボケた状態に陥るのだ。
全ては過程にあり、結果はその過程次第なのだが、、、、

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