風穴を開ける

88日と言えば、88ロックフェスティバルがあった。
と、外を見れば曇り空。
快晴の筈でセメント作業は夕方からにしていたが、これなら行ける。
昼食をさっさと済ませセメントにかかろう。

当時音楽スタジオを経営していて、10代のロックグループが私のスタジオよく使ってくれていたのを思い出した。
彼らが予選で勝ち抜く為に練習を積んでいた。
それでよくアドバイスを求められた。

そんな時「あかんで今年は、大手○○○の主催だから楽器を売るのに、インストバンドを優勝させるやろうからや」と身も蓋もない話をした。
案の定、インストバンドが優勝した。

世間はそんなもんだ。
社会や世間を生き抜くとは、そういう商業のカラクリというか経済の仕組みを知り、そこをどう潜り抜けるかが大事だ。
この、身も蓋もないのが現実で、そのルールの中でどうできるのかを考えることだ。

そのことが汚いのでも何でも無い。
そんな社会だということだ。
それは、今でも変わりはない。

ただ、そこに風穴を開ける人達も間違いなく出てきているし、このコロナ騒ぎも、風穴を開ける一つの契機になっている。
良くも悪くも、確かに世間は変化しつつある。
その変化に追いついていないのが、大手と呼ばれる組織だ。
もちろん政府もそれだ。
特に日本は極端に政府が追いついていない。
それは老害のせいでもあるし、責任を取らない体質でもある。
ここにも、風穴を開ける人が欲しいものだ。

Follow me!