風呂に鏡がある。
風呂に入るとその鏡が目に付く。
そうすると、いきなり練習を始めてしまう。
性だ。
肘の抜けの為の継手、胸骨操作、肘打ち、 それ等が自動的に出る。
本当に始終訓練をしているな、と自分でも思う。
やり出すと、そこから新しいアイディアが湧く。
同じ訓練でも、もっと多機能な訓練を考えだす。
道場を開いた当初から、延々とこれだ。
私の発見や進化と、時間はほぼ同時進行をしているのだ。
だから、幾つになっても初心者だ。
熟練しているかもしれない、と思えるのは稽古をしている時だけだ。
まだまだ先が見えない。