状況に見合った対処
例えば、40歳男性武道の経験なし、中学生時代に野球を少し、という人が「武道をやりたい」と道場にきたとする。
その人は一体どの程度の「出来」を目指すのだろう。
そんなことを思いながら、まずは稽古を皆んなとできるように、基本的な動作を教える。
飲み込みの早い人や遅い人、色々だ。
もちろん、それはそんなものだ。
そういった人達が、楽しみで武道に取り組めるように色々と考える。
私自身は、そういう目的、つまり、楽しむ為にという体験は人生の中で持っていない。
だから、私にとっては新しい体験をしているのだ。
そういった事が、「人」を考える為の材料にもなるから、それはそれで有意義だ。
逆からいえば、私は何でも楽しめているのだ。
屋根修理は、台風に備えてという具合で進めている。
だから、肝心のところには手を付けられない。
どんなことでも流動的に、状況に見合った事をしなければ駄目だ。
コロナしかり、マスクしかりだ。