セミの声を聞きながら草刈り
今日はまだぐずつくと思っていたが、お陽さんも顔を覗かしている。
「ほんなら草刈りや」
毎年は、5月のゴールデンウイーク前後から、その年の草刈りを初めているが、今年は自粛たらへったくれで今日になった。
草刈りは意外と疲れる。
もちろん、手で草をむしるのではないから、その分は楽なのだが、色々と手加減をしなければならないので疲れるのだ。
これをやりだすと、1週間か10日で刈らなければ気に食わなくなる。
人とは不思議なものだ。
というよりも勝手なのかも知れない。
草刈りは、刃を使う方式と硬いナイロンを使う方式があり、ここではその両方が必要だ。
長く伸びた草には刃を使い、建物や石との取り合い部はナイロンを使う。
とにかく、今日中に全部刈ってしまおう。でなければ屋根にかかれない。
セミが鳴き始めている。
例年通りだが、この声を聞くと目の前に夏をみる。