熊野道場の修理
熊野道場に帰った。
飛行機が飛ばないので久しぶりに新幹線だ。
「長い!」やはり、列車では遠い。
6時間は十分にかかる。
新幹線の中で研修に行く特養の常務から電話が入った。
コロナでは一番警戒しなければいけない施設だ。
常務はそのへんは心得ているので、社会的な側面と施設そのものとの対応を使い分けている。
いわゆる杓子定規ではなく、状況に合わせという知恵を持っているから安心だ。
だが、従業員達はそこまで考えていないので、常務の意図が全体に行き届いていない事が心配だ。
最近メディアでの露出が多くなった、仲間の原田医師は毎日世界中でアップされるコロナ絡みの論文を読み、そこからピックアップして診療所のスタッフ達に朝のミーティングで報告し安心させているという。
そういう細かい心遣いが良い医師か、そうでない医師かの境目だ。
今日は生憎の雨だが、明日には止むという。
そうなら修理は捗りそうだ。
何とかして熊野道場で「武禅」を再開をしたい。
そこを目指して修理を早めたいのだ。
神田道場の黒帯にペンキ屋の職人さんがいる。
その彼に防水に適した良い材料はないかと探してもらった。
それを屋根の一つに試してみて、良かったらそれで全部仕上げてやろうと思っている。
それなら、強力な防水シートがあるから、結構作業は進むからだ。