DVDが上がって来た

「その時」に書いた文章を振り返ってみる。
例えば、原稿などだ。
「そうか、ここはこう書けば良かった」と思う。
時間というのは、そういう効果を引き出してくれるものだ。
だから、その時のそれは間違っていたのではなく、「その時」なのだ。

自分の演奏を観る、「あかんわ、これ」
この「その時」と、その後の視点の違いは、多分より客観になっているということだろう。

今日、古希のコンサートから9か月。
DVDが上がって来た。
昨年6月東京コンサートだ。
昼夜2回公演の2回目だったので、何とはなしに疲れているかな?という感じがした。

10年前還暦コンサートの時よりも「私」という感じがした。
年月がそうさせているのか、武道の稽古がそうさせたのか、その辺りは定かではないが、確かに違う。
もちろん、コンサート当日の私の自覚としても、10年前とは違う私だった。

演奏に関しては、コンサートを決めてから課題を設けた。
もちろん、その課題はハードルが高すぎて実際には消化していない。
時間が足りなさ過ぎだ、しかし、それがイラつく。
「あかんわ、これ」だ。

しかし、演奏の実際、コンサート会場では250名のお客さんは、大盛り上がりを見せてくれた。
還暦コンサートを見た人からは、「今日の方が良かったです」と感想を貰った。

  初めての体験で驚いています。ドラムの音一つ一つが、こんなに自分の身体に突き刺さる

ような感覚は初めてです。単純にこんなに凄くドラムを叩き続ける日野さんは何者?ドラム

でこんなに表現ができるなんて全てが驚きです!

子供も喜んではしゃいだり、逆に私を息を凝らして凝視していたそうだ。
大音量で聞くと、相当楽しめる。

コロナで一寸塞ぎ気味のみなさん。
DVDで古希のおっさんのぶっ叩き、堂本光一さんの舞台に出ている和太鼓奏者、息子の日野一輝との共演も相当楽しめますよ。
ぜひ、この機会に一枚どうぞ。
ただし、100枚限定ですので、、、、

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