生命とは？？？

生命とは？とか、心は？気持ちは？精神は？魂は？と考える。
また、感情は？思うは？考えるは？意識は？等と考える。
それらは、全部「人間」あるいは「身体」から、現れた状態から分けられたものだ。
つまり、身体を解剖しても「そこには見当たらないもの」だ。

見当たらないから「無い」のでは無く、見当たらないだけだ。
そして、それ等は生きている上で重要なものだ。

これ等を考えると、どうして分けたのか？と、その分けた根拠は何なのか？と疑問を持つ。
そして、その分け方は正しいのか？とも思う。

そういった分けられた言葉、例えば「生命」とすれば、それは何？となる。
それは哲学のジャンルに入るべきものなのか、生理学に入るものなのか、と考える。
もちろん、考えだすと面倒になる。
そこには、何一つ分けるべき理由が見えないからだ。

私達一般市民、つまり、医学に携わるでも無く、科学に携わるでも無い、普通の日常を過ごす人間でも、これ等の言葉を知っている。
そして、ワイドショー的な知識をいくらか持っている。
そうすると、混乱が起こるのだ。

生命は？それは日常活動しているそのもの、ということで良いし、それは身体そのもので良い、と思った。
身体そのものが現している現象と言えるからだ。
しかし、それすらもややこしい。

日常過ごす身体が生命の現れだ。
「生命」というものがその身体の中に見える形でないのなら、生命は身体だ！が簡潔で良い。
武道が面白いのは、そんな事にまで疑問を持たせてくれるからだ。

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