手を見れば検討が付く

昨日は「東京・明鏡塾」9期の修了講座だった。
「触れる」という行為が、どんどん精密化している。
それは、感覚が鋭敏になっていること、相手に関係していくという実際が、濃密になっていること。
裏を返せば、相手に違和感を与えにくくなっているということだ。
同時に、医療従事者としての手になっていっているということでもある。

「手」はその人の実際を現している。熱心に仕事をすると、その仕事に適した手になっていくからだ。
その意味では、手を見るとその人が仕事が出来るか出来ないかの検討が付く。
音楽家なら大体共通している。
楽器の種類は沢山あるが、一様に繊細な指先を持っている。
大工さん他の職人さんは、分かり易い。

講座が終わった懇親会で、仲間の医師が「面構えがプロフェショナルになってきたね」と、若い理学療法士に言っていた。
この理学療法士は、その医師が近々起ち上げるリハビリセンターの一員となる。
面白いことに、彼の仕事ぶりを見ていないのに決まったことだ。
それは「明鏡塾」への信頼と、彼の面構えが決定させたのだ。

◆医師も薦める医療従事者の為の「明鏡塾」体験セミナーのお知らせ
「触れる・聴く・届ける」の三本柱の強化で患者・利用者の方との関係性を築く。
東京: 3/1神田 大阪2/24,3/21,4/25新大阪他
詳しくはhttps://www.meikyojuku.com/

ワークショップ次は大阪4月3,4,5日・東京6月4,5,6,7日

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