身体定規を作っていく

夏の沖縄ワークショップの為に、早々にホテルや航空券を手配している。
オリンピックの終盤ということも考慮すると、今しか手配する時期はないだろう。
「身体に定規を設定する」この言葉は、20年程前から使っている。
どういうことかというと、自分の動きを正確にする為に、あらゆる道具や建物を利用し、そこに接することで体感覚を磨いていく、というものだ。
そういう発想の最初は、35年程前になる。
弟子達が「肘を動かす」ということが、正確に出来ない。
であれば、正確にしようという事で考えついたやり方だ。
まずは肘を水平方向で円を描く。
その為に、テーブルや車のハンドルを利用するのだ。
そうすると、「肘を動かす」ということでの自分自身の自動運動を遮り、「肘」の運動に質が上がるのだ。
自動運動の場合、肩が力んでいたり二の腕に力みが入ったりしている場合が多い。
しかし、きちんと円運動にし、道具を使うことで「肘」を感覚でき、余計な力みが無くなってくるのだ。
また、刀を振り下ろす稽古では、垂直ということを柱に刀を沿える事で、体得した。
という具合に、目的が明確であれば、日常にある道具が相当役に立つものだ。
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