雑談という即興性
昨日は、今年最初の「明鏡塾」だった。
それぞれの正月があり、一人は二人目の誕生だった。
1ヶ月の間は、何時もと同じ時間だが年が変わったというだけで、何とはなく何時もと違う新鮮な雰囲気があった。
懇親会は原田医師も、何時も通りに参加してくれた。
原田医師が話に入ると、いっぺんに話題が広がる。
医師ということもあるし、ミュージシャンだということもある。
地域のことを考えていることもある、医療そのものを考えていることもある。
その為に何をすべきか、何がやれるのかを考えていることもある。
そういった幅が必然的に変化に富んだ話題を提供してくれる。
その話題に刺激を受けて、私も話を広げる。
雑談だ。
そこから深まる話にもなる。
フジコ・ヘミングの話になったり、ジミヘンの話や、「死」の話、「生きる」という話。
どんどん展開される。
結局は、それぞれの「自分」を深める話になる。
雑談の素晴らしさはそこにある。
もちろん、飲んで終わりの場合もある。
しかし、予期せぬ話題に展開されるスリルは、予期せぬ時に怒るものだから、その時間を待つことも期待することも出来ない。
突然だ。
その突然は、必然でもある。
その人、その場、その状況が作り出しているからだ。
そんな即興性が人生の醍醐味だと考えるか、面白くないと思うか、それはそれぞれの自由だ。
私はその醍醐味こそが豊さの現れだと取っている。
「明鏡塾」は、そういった実践的人生教育の場でもあるのだ。
意思や理学療法士に限らず、医療に携わる人全員、患者さんや利用者さんと日々関わる。
そこに一番重要なスキルは、雑談できる即興性だ。
どんな患者さんや利用者さんとも、「こんにちは」で始まり、まるで何十年来の知人のように語りあえることが、患者さんや利用者さんの笑顔や治療成果をした支えするからだ。
◆医師も薦める医療従事者の為の「明鏡塾」体験セミナーのお知らせ
東京:2/1,2/2,3/11神田 大阪2/24,3/21,4/25新大阪他
詳しくはhttps://www.meikyojuku.com/
次のworkshopは2月沖縄です。
■ワークショップのお知らせ
沖縄2月8,9,10日