発想の転換は
「発想の転換」は簡単に出来る事なのか?
私は、出来る人には簡単で、出来ない人には難しい事、あるいは出来ない事だと思っている。
発想を転換するには、色々な意味で自分の持つ、世界観の領域を変える必要があるからだ。
つまり、発想を転換すべき物事の本質を見極めていなければならないのだ。
それは俗に言う「はみ出る」という、これまた発想が必要だ。
と、言語化しているが、その前段階には「はみ出る」体験が必要になる。
その場合「はみ出よう」という意思や判断ではなく、何らかの事情ではみ出なければならない切羽詰まった状況が無意識的に「はみ出した」という状態を作り出すのだ。
単純化していうと、虐められているとしたら、「絶対に嫌だ!」という強い気持ちが湧き出たら、学校に行かない、あるいは転校、あるいは虐めている当人と対決する、という選択肢を行動してしまう様な事だ。
もちろん、実際の対処はそれ程単純ではない。
がしかし、根は単純だという事だ。
そんな「はみ出る体験」を振り返った時、自分の持つ世界観の領域を広げるという事に繋がって行き、それを実際に使用することができるのだ。
その意味で、枠の中だけで生きていると、「はみ出る」という自分自身の気持ちを持つことさえ退化してしまう。
結局、もっともな事を話、もっともらしい顔をした、生きているのか死んでいるのか分からない気持ちの悪い人間もどきのまま暮らしていく事になるのだ。
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