楽しいイヴを

明日はクリスマスイヴだ。

クリスマスを意識し出したのは中学生になった頃だ。
体操で有名になって来た頃から、同級生や他のクラス、後輩達からちっちゃな贈り物を貰うようになっていた。
クリスマスイヴに、誰かの家でサンドイッチパーティにお呼ばれしたことがある。
それが多分イヴを意識するキッカケだ。
可愛いものである。

クリスマスイヴになると、中学生は冬休み、そして正月だが、ここには大きな思い出はない。
お年玉やしめ縄に飾ってあるダイダイを取り歩き、そこに爆竹を詰めて投げ合っり、石垣にぶつけて遊ぶ定例のものくらいだ。
この爆竹遊びは面白かった。
スリル満点だ。
爆竹が破裂する寸前まで持ち、空高く投げるとダイダイが破裂してシャワーのように降ってくる。
それにかからないように、尚且つギリギリまで持っている。
本当、馬鹿な遊びだ。
今の子供達は、そんな事は絶対に出来ないだろうし、そういう想像力はないだろう。
何よりもそんな馬鹿な事は絶対にしない。

馬鹿なことをしないとなると、逆に楽しいことって何だろう?と思う。
私にとっては、馬鹿なこと=楽しいこと、になるのではないかと思う。
馬鹿な事は、想像力をどんどん高めてくれる。
「こうしたら、どうなるのだろう?」こういった好奇心の原点は、私にとっては馬鹿な遊びだったように思う。

ワークショップに参加してくれていた一人の男性が「楽しい事」しかやらないで生きている、と言っていた。
もちろん、その男性の楽しい事と、私の楽しい事、つまり、「楽しい」は上っ面の言葉は同じでも、中身は全く違う。
クリスマスイヴ、これも各人各様、それぞれに違う。
それぞれの楽しいクリスマスを!

次のワークショップ岡山です。

■ワークショップのお知らせ
 岡山
1月11,12,13日
 岡山・沖縄

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