姿勢で変わる
神田道場に高校生のフルーティストが最近通ってくれている。
昨日、そのフルートを持ち、姿勢について質問された。
現在の自分のスタイルで吹いて貰った。
で、体重の位置、胸骨操作、そして肘の扱いを修正し音を出して貰った。
高校生の顔が一瞬で輝いた。
「君は、どちらの音が好き?」と聞くと、「この音が良いです」と声が弾んでいた。
周りにいた人も、出た音の違いに驚いていた。
その人を見れば判るということだ。
どんな姿勢が良いのか?その正解はない。
その人が何をしたいのか、どういう効果を望んでいるのか?それらが姿勢を決めるだけだ。
ただ、基本姿勢はある。それは重力とのバランスだ。
足の裏に確かに体重がドッシリと落ちているか否かで、それは判る。
どの角度で、どうだとかではない。
目的も含めて全体としてどうかだけだ。
分析も結構だが、目的から外れないかどうかを、常に注意する必要があるのだ。
■ワークショップのお知らせ
東京11月28,29,30日12月1日
東京・岡山・沖縄